過払い金返還請求


過払金返還請求とは

債権者に対し、債務者が返しすぎてしまったお金(過払い金)を返してもらうよう要求すること(返還請求)です。
なぜ、必要以上に返しすぎてしまう(過払い)という状況が起こるのかは、「グレーゾーン金利」が関係しています。

グレーゾーン金利とは

日本には、金利に関する法律が2種類あり、それぞれで定められている利息の上限が異なるために生まれてしまった、金利にかんする曖昧な部分です。

  • 利息制限法:上限金利 年18%
  • 出資法:上限金利 年29.2%(うるう年は29.28%)

この二つの法律で定めるところの金利の差は、11.2%もあり、
曖昧なグレーゾーンであることから、グレーゾーン金利と呼ばれています。

一般的に、お金を貸す側(債権者)は、より多くの金利を徴収できる「出資法」の上限金利(29.9%)を適用し、これに対し、お金を借りる側(債務者)は上限金利の低い、利息制限法の18%を上限として、その差額11.2%分の金利の返還を請求する動きが全国で行われています。

過払い金があるかどうか知るには

現時点で残っている借金を利息制限法の上限金利で再計算し、正当な金額をだすことで、金利の過払いがあったかどうかが見えてきます。これが任意整理や特定調停などの債務整理の方法です。
利息制限法の上限金利を超えてすでに返済した利息分は無効となり、元本分の返済とみなします。このようにして計算した結果、元本と法定利息を全部返済したことにしても、実際に支払をした金額の方が多かった、という場合があり、金利を含めた正当な債務額と、実際に返済した金額の差額が、過払い分となります。

過払い金の返還請求をするには

債務者が債権者に直接交渉することはもちろん可能ですが、
やはり、債務整理の豊富な経験をもつ、弁護士などの専門家を通すことが、債務整理をスムーズに成功させるための秘訣といえそうです。

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